宇野昌磨(19=トヨタ自動車)が20日、GPシリーズ第2戦のスケートカナダ(27日開幕)ではジャンプの難度を下げて表現力重視で臨む方針を示した。出発前に中部空港で取材に応じた。

 昨季の世界選手権で2位となったが、今月のジャパン・オープンでは4回転ジャンプにミスが出た。「4回転サルコーはやらないかもしれない」と話し「ジャンプも駄目、表現も駄目となるのはよくない。簡単な構成になる分、演技で頑張りたい」と語った。早めに現地入りすることについては「時差調整のため。北米ではいつもてこずるので」と説明した。