バスケットボール男子日本代表は、リバウンドを強化し19年W杯(中国)出場を目指す。

 7日、第10次強化合宿に富樫勇樹(24=千葉)ら代表候補15人が参加。24日のW杯アジア地区1次予選第1戦は、世界ランキング30位、14年間勝利のないフィリピンと対戦する。公式戦2大会目のフリオ・ラマス監督(53)は「日本の弱点であるリバウンドを5人全員で取る」と話した。司令塔の富樫は「失うものはない。フィリピン攻撃陣の爆発力には対策したい」と意気込んだ。第11次、直前合宿を経て、試合前日23日には12人に絞られる。W杯本戦出場となれば06年大会以来5度目。20年東京五輪開催国枠での出場は確定しておらず、五輪からも76年モントリオール大会以降遠ざかる。W杯で好成績を収めることが、東京五輪への第1歩となる。