東地区首位のアルバルク東京が、同地区5位のレバンガ北海道に敗れ、今季3敗目を喫した。第1Qは16-18と競り合うも、第2Qでリードを広げられ、11点差をつけられる。第4Q残り5分で、馬場雄大(22)がリバウンドからの速攻ダンクシュートを2本連続で決め、A東京を反撃の勢いに乗せた。馬場は「こういう場面で走らないといけないと思った。流れを持ってこれたかなと思う」。残り8・3秒で3点差まで詰め寄るも、惜しくも逆転勝利はかなわなかった

 馬場は敗因に試合の入りの悪さを挙げ「(田中)大貴さんがいなくて、こんなになるものかと思った。自分がやらなきゃいけないと思った」と悔しがった。

 エース田中大貴(26)は、3日と4日に行われた島根戦で負傷した左大腿(だいたい)四頭筋の筋挫傷の影響で、この試合も出場はなかった。

 チームは敗れたものの、馬場は22得点を決め、今季1試合あたりの最多得点記録を更新した。ルカ・パウィチェビッチ監督(49)も「まだまだ伸びて成長している。技術も能力も高い」と太鼓判を押した。また、アレックス・カーク(26)はリーグ最多タイ記録となる6つのダンクシュートを決めている。

 次戦は18日に、北海道と対戦する。アリーナ立川立飛で午後2時5分開始予定。