ノルディックスキー・女子ジャンプの岩渕香里(24=北野建設)と勢藤優花(20=北海道メディカルスポーツ専門学校)が23日、今季初戦となるW杯に向けて成田空港を出発した。

 岩渕は平昌五輪も控えるシーズンのスタートに「オリンピックもあるので、初めての試合でいい流れを作りたい」と話した。夏季練習では、課題としていた着地姿勢の安定性の向上に取り組んできた。「初戦の目標は表彰台」と笑顔で意気込んだ。

 勢藤は、助走での加速に耐えられるウエートトレーニングを重点的に行ってきた。「どこのジャンプ台でも同じ助走が組めるようにしてきた。その成果を出したい。初戦でもいい助走で跳びたい」と話した。目標は10位以内と語った。

 リレハンメル(ノルウェー)ヒンターツァルテン(ドイツ)でのW杯に出場したのちに帰国する。