女子1500メートルで高木美帆(日体大助手)が1分51秒49の日本新をマークし4連勝を飾った。第3戦に続く日本記録更新。W杯の個人種目では通算7勝となった。

 女子500メートルは小平奈緒(相沢病院)が36秒54で制し、W杯のこの種目で昨季から15連勝、国内外では23レース無敗となった。1000メートルを含めW杯通算18勝目。36秒36の世界記録保持者、李相花(韓国)が2位。郷亜里砂(イヨテツク)が3位だった。

 男子500メートルは山中大地(電算)が34秒28、同1500メートルは小田卓朗(開発計画研究所)が1分43秒41と、ともに日本記録に迫る好タイムで8位だった。男子1500メートルはデニス・ユスコフ(ロシア)が1分41秒02の世界新で制した。

 ◆小平奈緒の話 カーブが2つとも、刃がかまなかった。自分の技術が未熟なところ。(世界記録に)チャレンジしていたので、こんなに悔しい優勝はない。

 ◆高木美帆の話 前半でもう少し上げたいと思っていたので、悔しさの残るレースだった。長い年月かけて、レースをやりこんできたことは生きている。