女子の平昌(ピョンチャン)五輪代表LS北見がA組初戦で今年世界選手権銀メダルのロシアチームに4-6で惜敗した。

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 LS北見は、ロシアチームに全体の流れを持っていかれました。オーソドックスでシンプルな展開、ロースコアで争う時はミスしないことが求められる。相手は本当にミスが少なく、技術的に上回っていました。

 LS北見は第1Eでブランク(0-0)にすべきところで1点をとってしまうなど、もったいなかった。カーリングは目標物がある方が集中しやすく、ミスも少ない傾向がある。逆に単純なショットはメンタル面が左右するため、石を1個出す、石を1個止めるのは難しいもの。リードされて追う展開ではフリーズ(石と石をくっつける)ショットが必要になることが多い。フリーズは難しく、決まらないことが多かった。

 勝敗を分けるスキップのショット率は大切。ラストショットにまだ差があると感じました。藤沢選手にはもう少しショット率を上げてほしいという希望があります。(元日本代表サード)