リオデジャネイロ五輪レスリング女子48キロ級金メダルの登坂絵莉(24=東新住建)が新階級区分で実施する全日本選手権(20~23日、駒沢体育館)を欠場する可能性があることが15日、明らかになった。

 日本レスリング協会が都内で会見を行い、女子の笹山秀雄強化委員長が登坂について「今月上旬にスパーリングを再開したが、全力で出来なければ出場しない状況になる」と説明。10月の合宿で左膝と左足首の靱帯(じんたい)を損傷して、全治約3カ月の診断を受けていた。