女子の菊池純礼(21=トヨタ自動車)が3大会総合で500メートルと1500メートルの1位を確定させ、初の五輪出場をつかんだ。

 500メートル決勝はスタートからトップを維持し「しっかりイン(内側)を閉められた」と後続に隙を見せなかった。姉妹4人同時五輪を目指す末っ子は「出場権はそう(うれしい)だけれど、地元で総合優勝を狙いたい」と所属先の大応援団を見つめた。強化部推薦を狙う崖っぷちの四女萌水は500メートル、1500メートルで8位とアピールできなかった。