男子テニスの元世界ランキング1位で右肘故障のため長期休養していたノバク・ジョコビッチ(セルビア)が10日、メルボルンで行われたエキシビション大会で約6カ月ぶりに実戦復帰し、世界5位のドミニク・ティエム(オーストリア)に6-1、6-4で勝った。

 ジョコビッチは昨夏のウィンブルドン選手権準々決勝を途中棄権後は実戦を離れていた。

 4大大会通算12勝で30歳の実力者は「素晴らしい気分。この瞬間を6カ月間待ち望んでいた。きょうの出来に満足している」と話した。

 15日開幕の今季最初の4大大会、全豪オープンにも出場する予定。