競泳女子の池江璃花子(17=ルネサンス亀戸)が14日、短水路(25メートルプール)で行われた東京都新春水泳競技会(東京辰巳国際水泳場)で、200メートル個人メドレーを2分5秒41、100メートル自由形を51秒62で泳ぎ、ともに短水路日本新記録で1位となった。

 前日から4種目で同日本新をマーク。100メートル自由形では隣のレーンだった大橋悠依(東洋大)に2秒69差をつけ「化け物かよ!」と声をかけられた。19個の日本記録を持つ17歳は「この勢いを短水路だけで終わらせず、長水路でも戦える自信をつけていく」と満足せず、23日から豪州合宿に出向き、4月の日本選手権へ加速を誓った。