開幕まで3週間となった平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)のアイスホッケー女子で韓国と北朝鮮が合同チーム結成に合意したことを受け、韓国代表のGKシン・ソジョン選手は「五輪に大きく期待してきたのに、とても失望している。あと1カ月も残っていないのに信じられない」と不満を表明した。19日、韓国紙の朝鮮日報(電子版)が報じた。

 朝鮮日報によると、シン・ソジョン選手は中学生だった2004年から代表入りし、現在はチームの柱となっている。事前に合同チームについての説明もなく「選手は傷ついており、士気も下がっている」と明かした。

 北朝鮮選手が加われば、韓国選手の出場の機会は減ることになる。「チーム全体の競技力は下がることになる」と懸念しながら「決定は変更できないから練習に集中する。五輪でベストを尽くす」と話した。