男子シングルスで最年少優勝を狙う14歳の張本智和(エリートアカデミー)が5、6回戦を突破して準々決勝に進んだ。日本卓球協会によると、同種目で14歳での8強入りは2005年度に16歳で進出した水谷隼(木下グループ)を更新し史上最年少。10度目の頂点を目指す水谷も順当に勝ち上がった。

 世界ランキングで日本勢最高の6位の丹羽孝希(スヴェンソン)と吉村真晴(名古屋ダイハツ)は5回戦で敗退した。

 女子シングルスは2連覇が懸かる平野美宇(エリートアカデミー)、6回戦で早田ひな(日本生命)を下した石川佳純(全農)、伊藤美誠(スターツ)らが準々決勝に勝ち上がった。

 ダブルスでは男子の水谷、大島祐哉組(木下グループ)が前回優勝の丹羽、酒井明日翔(明大)組を準々決勝で破り、宇田幸矢、張本組(エリートアカデミー)らとともに4強入り。女子は世界選手権銅メダルの伊藤、早田組らが準決勝に進んだ。