渡部暁斗(北野建設)が2位となった。表彰台は優勝した昨年11月の第2戦以来、今季3度目で通算50度目となった。

 渡部暁は前半飛躍で118メートルを飛び、123・8点で首位に立つと、2位に22秒差をつけてスタートした後半距離(10キロ)でも粘ったが、終盤にヤン・シュミット(ノルウェー)との一騎打ちの優勝争いに競り負けた。シュミットは連勝で今季2勝目、通算4勝目を挙げた。

 山元豪(ダイチ)は30位、渡部善斗(北野建設)は39位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は40位、加藤大平(サッポロノルディックク)は41位だった。渡部剛弘(ガリウム)は腰痛で欠場した。

 ◆渡部暁斗の話 途中から逃げ切れないのは分かった。かなり体力を消耗したが、表彰台に乗れたことは良かった。ジャンプの調子も上がっているし、しっかり走り切れたのは大きい。