14歳の怪物が前人未到の記録を打ち立てた。男子シングルスで、張本智和(14=エリートアカデミー)が男女通じて史上最年少となる14歳208日で初優勝を飾った。

<年少記録アラカルト>

 ◆男子シングルス 張本は14歳208日で大幅な最年少記録更新となった。過去の最年少記録は、男子では07年大会の水谷隼で17歳226日。女子は昨年の平野美宇の16歳283日。

 ◆全日本ジュニア男子シングルス 14歳205日で優勝。04年大会の水谷の14歳221日を16日上回った。女子では福原愛が1学年下の中学1年で制している。

 ◆世界選手権 昨年6月の世界選手権(ドイツ)2回戦で、水谷を撃破。史上最年少13歳でベスト8進出を果たした。

 ◆ワールドツアー 五輪、世界選手権に次ぐ格付けのワールドツアーで昨年8月に行われたチェコ・オープンでは14歳61日と、男女通じ最年少優勝。