フィギュアスケートの4大陸選手権が今日24日、台湾・台北アリーナで開幕する。23日は平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)女子代表の坂本花織(17=シスメックス)が右足の指にできたうおのめに苦しみながらも、ショートプログラム(SP)に向けて本番会場で前日練習に励んだ。

 坂本に思わぬ敵が現れた。午前11時過ぎからメインリンクで行われた公式練習中には約3分間、氷を離れて右足の指を手当て。以前から抱えてきたうおのめが悪化し「前よりもだいぶ痛みがひどくなってきた」と顔をしかめた。前日22日から右足で踏み切る3回転ループに苦戦してきたが、この日も練習終盤はきれいに成功。調子は「ぼちぼちです」とあえて笑顔を作り、気持ちを前に向けた。