世界選手権女子代表の樋口新葉(17=東京・日本橋女学館)が、69・25点で首位発進した。冒頭のダブルアクセル、ルッツ、トーループの3回転連続ジャンプ、3回転フリップとすべてのジャンプを成功。昨年12月の全日本選手権で右足首を痛めていたが、復活の滑りをみせた。

 本郷理華(21=邦和スポーツランド)は、冒頭のジャンプが回転不足となったが、その後は演技をまとめ、62・07点で2位につけた。本田真凜(16=大阪・関大高)は、冒頭のルッツを跳べずに0点となり、後半の連続技も失敗。ステップ、スピンで最高評価のレベル4を得たものの、今季ワーストの48・21点で11位と出遅れた。