平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)銅メダリストでLS北見の吉田夕梨花(24)とSC軽井沢クの両角友佑(33)の日本協会推薦ペアが、2連勝し、1次リーグ2勝1敗とした。

 初戦のTeam DOIを6-5で今大会初勝利を上げると、続くチーム西沢、森本ペア戦は、第3エンド(E)までに0-6の劣勢から第4Eで5点を奪い息を吹き返すと、その後も加点を続け逆転した。

 五輪後、初の試合となった前日14日の1次リーグ初戦は、ミスが目立ち、チーム北村に3-8と敗れたものの、この日の2戦は、ともに接戦をものにし、五輪代表ペアとしての意地を見せた。両角は「5点取って落ち着けた」と振り返った。

 第4E後の注目の「もぐもぐタイム」では、吉田夕は、初戦こそ水分だけだったが、2戦目はなんとお菓子の「チョコボール」を両角と1粒ずつパクリ。パワーを充電した。両角は「僕は甘いものが好き」とうれしそうだった。

 大会は4月の世界選手権(スウェーデン)の代表選考会を兼ねている。