女子ショートプログラム(SP)で平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)6位の坂本花織が73・27点で首位に立ち、三原舞依(ともにシスメックス)が72・98点で2位につけた。

 国際スケート連盟(ISU)によると主要国際大会でないために非公認となるが、いずれも自己ベストを上回った。白岩優奈(関大KFSC)が65・67点で3位。18日にフリーを実施する。

 男子は17日にSP、18日にフリーが行われ、五輪2連覇の羽生結弦(ANA)の負傷による欠場で世界選手権(21日開幕・ミラノ)代表に繰り上がった友野一希(同大)や佐藤洸彬(岩手大)山本草太(愛知みずほ大瑞穂高)が出場する。

 ◇坂本花織の話 今季最後のSPなので、いい締めくくりをしようと思って頑張った。五輪の得点を0・1点くらい更新できて良かった。

 ◇三原舞依の話 悩んできた(SPで滑る)タンゴだが、最後まで諦めずにやってきたことがやっと実を結んだ。すごいほっとした気持ちでいっぱい。

 ◇白岩優奈の話 ほっとしている。課題にしてきたスケーティングで評価が上がってきているので、それに比例してジャンプの点数も上げていけたらいい。