BNPパリバ・オープンで女子ツアー初優勝を果たした世界ランク22位の大坂なおみ(20=日清食品)が、憧れのセリーナ・ウィリアムズ(36=米国)も撃破した。

 第1セットを第6ゲームから4ゲーム連取して6-3で先取すると、第2セットも第4、第8ゲームをブレークして6-2で押しきり、ストレート勝ちした。

 S・ウィリアムズは「彼女がいなければテニスはしていない」と言うほどの憧れの存在。今季からS・ウィリアムズを長年サポートしたドイツのサーシャ・バイン氏と、米国人でトレーニング担当のアブドゥル・シラー氏から指導を受け、心身共に才能が開花した。和製セリーナが、勝利という最大の恩返しを果たした。

 2回戦では第4シードのエリナ・スビトリナ(23=ウクライナ)と対戦する。