セリーナ・ウィリアムズ(36=米国)は大坂なおみ(20=日清食品)に3-6、2-6でストレート負けした。

 母親になってツアー2大会目の出場だったS・ウィリアムズは、試合後に義務付けられている記者会見を行わずにコメントを発表。「どの大会も今の私にとっては、ベストな状態に戻るために必要なことを理解する機会。なおみは素晴らしい試合をしたし、私も見習うところがあった」と初対戦だった大坂のプレーをたたえた。

 動きこそ鈍かったものの、時速190キロ近いサーブで大坂に劣らないパワーを見せつけ、観客から多くの歓声を浴びた。「毎日進化して復活することが楽しみ」と、再びトップの舞台に戻る決意を示した。