日本スケート連盟がスピードスケートのナショナルチーム短距離の新たなヘッドコーチとして、オランダ人のデニス・ファンデルガン氏(39)と契約する方向で最終調整していることが20日、関係者への取材で分かった。26日の理事会で承認される見通し。

 平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)で女子の高木美帆(日体大助手)ら中長距離陣をメダル量産に導いたヨハン・デビット氏は既に日本に残ることで合意しており、短距離も含めて統括する総監督の立場となる見込み。ファンデルガン氏と合わせ、オランダ人指導者による体制を継続する。

 ファンデルガン氏は平昌五輪まではオランダのプロチームのコーチとして女子500メートル銅メダルのカロリナ・エルバノバ(チェコ)らを指導した。