東地区2位のアルバルク東京が、中地区4位の三遠ネオフェニックスに勝利し今季39勝目を挙げた。第1クオーター(Q)、シュートミスからのディフェンスリバウンドを取られ、3-10とリードを許し第1Qを14-19で終える。

 第2Qの入りからは途中出場した馬場雄大(22)らの4連続シュートで逆転に成功。そこから点差を広げ42-31とする。第3Q序盤から、田中大貴(26)、竹内譲次(33)らのスティールで攻撃のチャンスを引き寄せ、この試合最大29得点差まで差を広げて勝利した。

 チーム最多の13得点を挙げた竹内は「試合の出だしは悪かったけれど、良いパスを出してくれた。1本目のシュートが入ったところから硬さが抜けた」とチームメートへの感謝を口にした。

 A東京はチャンピオンシップ(CS)進出はすでに手にしているものの、ホームアドバンテージを得るためにも、1つ1つの勝利が首位通過を近づける。竹内は「三遠の得点力のある選手に対して、自分がどれだけ守れるか。今日の結果に満足することなく、よりよいレベルを明日も出せるようにしたい」と表情を引き締めた。

 22日も三遠と対戦する。アリーナ立川立飛で午後3時5分試合開始。