平昌五輪フィギュアスケート男子で66年ぶりの連覇を達成した羽生結弦(23=ANA)が22日、仙台市内で開催された祝賀パレードの前に宮城県、仙台市などから県民栄誉賞などあわせて5つの表彰を受けた。

 それぞれ、賞とともに地元色あふれるバラエティー豊かな副賞が贈られた。宮城県からは県の伝統工芸品「玉虫塗」の大皿。花の模様に大きな鳥が羽ばたいている様子が描かれていた。また、宮城県産の白米ブランド「金のいぶき」「だて正夢」4年分も受け取った。

 仙台市からの記念品は伝統工芸品「堤人形」。伝統芸能の演目「三番叟(さんばそう)」をモチーフとしたものが贈られた。県議会の記念品は、平昌五輪のショートプログラム(SP)「バラード第1番」が流れる特製の木製オルゴールだった。