平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)スピードスケート女子500メートル金メダルの小平奈緒(31=相沢病院)が、来年3月の世界新樹立に向けて動きだした。

 小平を指導する結城匡啓コーチ(53)が24日、都内で指導者を表彰するミズノスポーツメントール賞の表彰式に出席し、最優秀に当たるゴールドを受賞。小平について「7日にトレーニングを始めました。五輪翌年だからゆっくりという発想はないです」と明かした。来年3月に米ソルトレークシティーの高速リンクでの試合で、世界記録36秒36を更新することが目標。同コーチは「歩みを止めることなくやる」と口にした。