再春館製薬所バドミントンチーム前監督の今井彰宏氏が26日、金銭的不正行為の疑いで熊本県バドミントン協会から除名となった件について、アメリカンベイプバドミントンチーム(岐阜トリッキーパンダース女子チームの来季からの名称)のフェイスブックでコメントを発表。県協会の処分に反論した。

 「私は県協会から事実調査をまったく受けておりません。県協会は何が倫理違反なのかを私に対し示していません。処分に対して意見を述べる機会も私には与えられていません。熊本県協会の倫理規定は告知と聴聞を明文で保障していませんが、適正手続きの観点から、被処分者には告知と聴聞が保障されるべきです(スポーツ競技団体のコンプライアンス強化委員会「スポーツ界におけるコンプライアンス強化ガイドライン」85頁参照)。私の除名処分を決めたという報道が事実であるなら、県協会による処分は違法です。こうした野蛮なやり方自体が処分の道理の無さを示すものです。」(原文ママ)

 また、同チームは同じフェイスブックのページで、チームの女性マネジャーが、熊本県協会の水野理事長から恫喝、脅迫をされたことを報告。「あまりにも酷いものだったので途中から録音しております」と記している。