平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)フィギュアスケート男子で連覇を達成した羽生結弦(23=ANA)が驚きの5回転ジャンプ挑戦を明言した。日本スケート連盟の表彰祝賀会は26日、都内で行われ、羽生と同五輪スピードスケート女子で金メダルを含む3つのメダルを獲得した高木美帆(日体大助手)が最優秀賞にあたるJOC杯を受賞した。

 現役続行を表明している羽生は、壇上で「まだまだ足りない部分がある。極めたい部分を突き詰めて、自分のスケートを好きになってもらえる選手になりたい」と今後の目標について答えた。それどころか「まだ誰も決めたことのない4回転半ジャンプに挑戦したい。4回転半が出来るようになったら、5回転も練習していきたい」と前人未到の5回転の夢を語った。何度も奇跡を起こしてきただけに「しっかり練習を積んで、いつか出来るようにしたい」と話す目は本気モードだった。