平昌冬季五輪女子銅メダルの藤沢五月と同五輪男子代表の山口剛史が組む日本ペアは1次リーグC組を5勝2敗の2位で突破し、プレーオフに進出した。C組最終戦で平昌五輪代表のフィンランド・ペアを延長の末、6-5で退けた。27日の1回戦でスコットランドと対戦する。

 日本は不利な先攻の第1エンドに相手ミスが重なって2得点。第2エンドも1点スチールしたが、第4エンドに追いつかれた。その後は複数点が奪えず接戦に持ち込まれ、後攻の延長第9エンドは藤沢が最終投を狙い通り円心に置いて勝ち越し点を奪った。

 ◆藤沢五月の話 めちゃめちゃ緊張した。五輪でもここまで緊張しなかった。決まってほっとしている。プレーオフは楽しむだけ。思い切りやりたい。

 ◆山口剛史の話 大事な試合ですごく集中してできた。興奮しながら楽しく試合ができた。プレーオフも学びながらやっていきたい。