中田ジャパンが完敗した。バレーボールのネーションズリーグ女子第2週第1日が22日、愛知・スカイホール豊田ほかで行われ、世界ランク6位の日本は同2位の米国に0-3のストレート負けし、1勝3敗。米国戦は13年から15連敗となった。「サーブがまったく機能しなかった。ミスも多く、すべてに悔いの残る試合」。今年国内初戦を終えた中田久美監督(52)の顔はこわばっていた。先週のブラジルでの戦いを1勝2敗で終え、サーブとサーブレシーブを課題としたが修正できず。逆に米国にサーブで崩され、攻撃の形もつくれなかった。最終セットに初めてリードを奪ったが、サーブ、連係ミスで自滅した。

 セッター田代佳奈美(27)は「相手のブロックが高く、序盤からバタバタしてしまった」。今日23日の相手ベルギーも平均184センチの高さを誇る。日本がいきなり正念場を迎えた。