27日に開幕するテニスの4大大会今季第2戦、全仏オープン(パリ)の本戦組み合わせ抽選が24日、会場で行われ、女子で世界21位の大坂なおみ(20=日清食品)は、4大大会で初のシードがつき、第21シードとなった。日本女子が、全仏でシードされるのは、08年杉山愛の第31シード以来10年ぶり。

 初戦の92位のケニン(米国)は、決して侮れない。大坂より1歳若い19歳で、強打が持ち味。大坂が硬くなるようだと、決して楽に勝てる相手ではない。昨年の全米は3回戦に進んでいる。

 ここを突破すれば、3回戦の対抗シードは、決して赤土を得意とはしない同13位のキーズ(米国)。3回戦を突破すれば、十分に波に乗る可能性が高い。