6日に行われた日大との定期戦で負傷した関学大のQB奥野耕世選手(2年)が、同戦以来となる実戦復帰を果たした。

 0-7の第2クオーター(Q)残り1分12秒で登場し、まずはホルダーとして味方のFG成功に貢献した。奥野選手の父である康俊氏(52)は自身のフェイスブックに「前半が終わり7対3で負けていますが、スナッパーとして2度試合に出して頂きました。元気な姿で大好きなアメフトをしている姿を見ていると何もかも忘れられます。本当に良かったです。ありがとうございます」と書き込み、喜びを表現した。

 奥野選手はさらに3-7で迎えた第3Q、21ヤードのパスを成功。チームの流れを変え、味方の逆転TDにつなげた。試合は関学大が関大を27-16で破った。