男子トマス杯で、日本が14年以来2大会ぶり2度目の優勝を逃した。

 準決勝で前回王者デンマークを破った日本は決勝で強豪中国と対戦。シングルスでエースで世界ランク12位の桃田賢斗(23=NTT東日本)は同5位の諶龍を21-9、21-18と2-0で完勝して先制したものの、ダブルスなどで中国に逆転を許し1-3と逆転され敗れた。

 日本は優勝こそ逃したが、違法賭博問題による試合出場停止処分から昨年5月に1年2ケ月ぶりに復帰した桃田は準優勝の立役者になり、東京オリンピック金メダルへの大きなステップを踏んだ。