日大の3選手が日本の初戦勝利に貢献した。韓国との対戦で、第2Q途中で雷雨のために一時中断し、中断が延長となったところで両監督らが協議。そのまま第2Q9分19秒で試合終了となり、日本が32-0で完封勝ちを収めた。

 日大勢ではRB川上(2年)が2TDランを挙げ、DB小田原(4年)と高口(3年)は先発出場して完封に貢献した。日大は反則問題で関東学生連盟から今季出場資格停止処分を受けたが、日本協会が学生個人の活動は妨げないとして参加した。

 試合は開始から日本が圧倒し、最初の攻撃でRB高松(関学大5年)がランで先制TDを挙げた。さらに川上、西村(立命大5年)もランTDで、第1Qで22-0とリード。第2QにはFGに、川上が2本目のTDで10点を加えた。守備は韓国に1度もダウン更新させなかった。

 開幕戦では米国が中国に69-0で大勝した。この大会は2年おきの開催で、メキシコを加えた5カ国がリーグ戦で優勝を争う。過去2大会はメキシコが連覇し、日本は2位と3位だった。