平昌オリンピックのフィギュアスケート男子で2連覇を達成した羽生結弦(23=ANA)が15日、神戸ワールド記念ホールで行われた「ファンタジー・オン・アイス」に出演した。

 オープニングで4回転トーループを成功させたのに続き、ショーのために準備したという松任谷由実の「春よ、来い」で大トリ。3回転ループなどを鮮やかに決め、場内のボルテージは最高潮となった。

 フィナーレでは出演者をハイタッチやハグで見送り、最後に1人残った状態で「ありがとうございました!」と5100人の大観衆に感謝を伝えた。

 羽生は17年11月に右足首を痛め、18年2月の平昌五輪で金メダル獲得後は、患部の回復を優先させてきた。新シーズンに向けての歩みは順調そうだ。