ハンドボールの男子ジャパンカップ最終日は16日、東京体育館で第2戦が行われ、世界ランキング22位の日本は同1位のドイツに22-31で敗れた。

 日本-ドイツ戦のハーフタイムに、男子日本代表の愛称「彗星(すいせい)ジャパン」を発案した大阪府在住の主婦、中野優美さんに感謝状が贈呈された。ヤマトホールディングス丹沢秀夫常務から感謝状を受け取った中野さんは「信じられない。すごく興奮している。代表戦を初観戦して、選手のスピードある動きと力強いシュートの軌跡がまさに彗星のよう。多くの人を魅了するような光輝くチームになってほしい」と期待を込めた。中野さんは締め切り日前日に応募し、1000通の中から選ばれた。次女がハンドボールのクラブチーム「岸和田フレンズ」に属し、今日17日は全国大会の予選が行われる。中野さんは「彗星ジャパンパワーを大阪に持ち帰って、試合に勝ってもらいたい。いつか、大舞台で活躍する娘を見てみたい」と心待ちにした。