女子50キロ級は昨年の世界選手権48キロ級覇者の須崎優衣(早大)が制し、7月に昨年の全日本選手権優勝の入江ゆき(自衛隊)と代表を争うプレーオフに臨むことになった。2016年リオデジャネイロ五輪48キロ級女王の登坂絵莉(東新住建)は準決勝で入江に敗れた。

 女子59キロ級はリオ五輪63キロ級金メダルの川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)が全日本の62キロ級に続いて頂点に立った。前日の62キロ級優勝の妹、川井友香子(至学館大)が全日本では59キロ級で勝っているため、両者はプレーオフを実施せずに代表入り。世界選手権では川井梨が59キロ級、川井友が62キロ級に臨む見通し。

 女子53キロ級は奥野春菜(至学館大)、男子フリースタイル57キロ級は高橋侑希、男子グレコローマンスタイル60キロ級は太田忍(ともにALSOK)が全日本に続いて制し、日本協会の選考基準を満たして代表入り。男子フリー65キロ級を初制覇した乙黒拓斗(山梨学院大)はプレーオフに回る。