8月のジャカルタ・アジア大会柔道男子100キロ超級代表の王子谷剛志(26=旭化成)が18日、“居残り国際合宿”を敢行することを明かした。東京・講道館で行われた日本代表強化合宿に参加。「この1年間、大事なところで負け続けている。何か環境を変えないといけない」として、7月のスペインでの国際合宿後にローマで独自の稽古を1週間行うという。指導者は同行せず、後輩3人とトレーナーとで本番に向けて最終調整する。

 同階級では原沢久喜、小川雄勢に次ぐ3番手で「20年東京オリンピック(五輪)は最後の五輪だと思う。アジア大会では強引にでも持っていく強い精神力と、全力で投げる姿勢を見せて殻を破りたい」と2連覇に向けて気合を入れた。