5月に中国で行われたバドミントン団体の世界一を決める男子トマス杯、女子ユーバー杯の祝賀・報告会が20日、都内で開かれた。女子は37年ぶり4度目の優勝、男子は準優勝とダブルで好成績をおさめた。

 女子第2シングルスとして6戦全勝で優勝に貢献した奥原希望(23=日本ユニシス)は「最強のチーム編成だった。後ろに(ダブルスの)タカマツ先輩がいたので伸び伸びプレーできた」と振り返った。

 男子第1シングルスで他国の強豪を次々と破った桃田賢斗(23=NTT東日本)は「日本のレベルの高さを世界に示せた大会だった」と胸をはり、「もっともっと強くなって、自分のプレーを見て楽しんでもらえるよう頑張っていきたい」と力強く宣言した。