悪質な反則問題で揺れる日大アメリカンフットボール部の選手が来週にも全体練習を再開させたいとの要望を大学側に伝えていることが21日までに分かった。大学の対応次第では問題が発生して以降初めて全体練習が行われる可能性がある。日大は新たな指導体制が確立されるまで全体練習は再開しない方針を表明していたが、外部から招く指導者の人選は難航し、19日には公募を始めた。

 また、危険タックルをした日大の宮川泰介選手(20)が反則行為への謝罪と日大の公式試合への早期復帰を嘆願する文書を関東学生連盟に提出していたことも判明した。担当弁護士によると「反省文を提出しました。競技復帰の意思については言えません」とした。