世界ランキング11位の日本代表に“完封負け”した、同12位のジョージア代表のミルトン・ヘイグ監督は試合後、悔しさをにじませた。

 「日本はこの2年で大きな成長を遂げている。スーパーラグビー(SR)の経験が生きている。試合では日本からのプレッシャーを受けて、自分たちの力を出すことが出来なかった。前半は反則も多く、後半は修正したが、時間がかかってしまった。日本に『おめでとう』と言いたい」

 世界屈指のスクラムを誇るジョージアだが、この日は雨による落球などのボールコントロールミスが目立った。ロックのギオルギ・ネムサゼ主将は「コンディションは良くなかったが、その感覚以上に日本選手のプレーが良かった」とたたえた。