メルセデスのルイス・ハミルトンが敵なしの走りでポールトゥウイン、スペインGP以来となる勝利を手にした。

 選手権争いをリードしていたセバスチャン・フェッテルがスタート直後の1コーナーでバルテリ・ボッタスと接触して後退し5位に終わったため、再びハミルトンが14ポイント差をつけて選手権リーダーの座に返り咲いた。

 ハミルトンは「すごく堅調な週末を過ごすことができて、とても良い気分だよ。今日は本当にレースをエンジョイしたよ」と言葉を弾ませた。

 2位にはレッドブルのマックス・フェルスタッペン、3位にはフェラーリのキミ・ライコネン。トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは1周目の混乱の中でエステバン・オコンと接触しフランス人同士でともにリタイアを余儀なくされた。最後尾20番グリッドスタートのブレンドン・ハートリーはストレートスピード不足に苦しみながらも14位でレースをフィニッシュしている。(米家峰起通信員)