男子プロバスケットボールのBリーグ・レバンガ北海道は25日、国内現役最年長選手・折茂武彦選手兼社長(48)との来季契約を発表した。

 折茂は昨年6月に「現役選手として東京五輪出場を目指す」と宣言し、5月7日終了の今季リーグ戦をスタート。衰えを感じさせぬプレーでチーム日本人最多の472点をマーク。悲願のチャンピオンシップ進出こそ果たせなかったが、国内リーグ戦通算の3点シュート1000回成功、2年連続全試合出場などを達成した。

 最終戦の試合後には「燃え尽きた。来季のことは少し休んでから」と去就の明言を回避したが、クラブは日本屈指のスコアラーに現役続行と来季契約を粘り強くオファー。この日までに契約に合意した。

 28日には札幌市内で契約記者会見を実施。残り171点に迫る国内リーグ戦通算1万点など、来季への抱負を語る予定だ。