男子シングルス準々決勝でジョコビッチは錦織圭を退け「手ごわい相手だった」と話した。第2セットを奪われたが、第3セットでは2-2の第5ゲームで3度のブレークポイントの窮地をしのぎ、第6ゲームで逆にブレークに成功して勢いづいた。その後は日本のエースに付け入る隙を与えず「ギアを一段上げて、最後はいいプレーができた」と誇った。

 4強入りは3度目の優勝を飾った2015年大会以来。「自分のテニスの水準には満足している。とにかく準決勝に集中したい」とナダルとの大一番に闘志を燃やした。