若さで勝つ!! フェンシングの世界選手権(19日開幕、中国・無錫)男女日本代表が15日、都内で会見を行った。

 女子フルーレ団体代表の宮脇花綸(21=慶大)、菊池小巻(21=専大)、東晟良(せら、18=和歌山北高)の3人の平均年齢は20歳。宮脇は「世界選手権は1年の集大成。個人は気負わずやり、団体は20年東京オリンピックに向けて強豪国とメダル争いをしたい」と意気込んだ。6月のアジア選手権個人を制した菊池は「昨年から自分の弱さを見つめなおして練習してきた。日本のチームワークの良さを世界に見せつけたい」と闘志を燃やした。

 日本協会の宮脇専務理事は「2年後に向けた助走が始まった。日本の置かれた状況は楽観出来ないが、前進している。これは自信を持って言える」と強調した。