遠征先のニュージーランドで同僚選手への暴行容疑で拘束されたスーパーラグビーのレベルズ(オーストラリア)で活躍する、日本代表NO8のアマナキ・レレイ・マフィ(28)が16日、ニュージーランドの裁判所に出廷し、保釈が認められた。8月3日に尋問を受ける予定。

 ニュージーランドではけがをさせる目的での暴行罪が認められれば、最長5年の禁錮刑となる可能性がある。マフィは、チーム本拠地のオーストラリア・メルボルンにいったん戻る見通しで、被害者のティマニとは尋問まで連絡を取らないことが命じられた。ティマニに入院の必要はなかった。マフィがトップリーグで所属するNTTコミュニケーションズはこの日、「誠に遺憾で被害者の方へ心よりおわび申し上げます」とコメントを発表した。