２０２０東京五輪・パラリンピック組織委員会は２０日、一般販売される東京五輪公式チケットの価格などを発表した。

　開閉会式は最低１万２０００円で最高３０万円。競技の一般チケットは競技によって価格帯が異なり、最低２５００円から最高１３万円。最高は陸上競技の男子１００メートル決勝日を想定している。競泳とバスケットボールが最高１０万８０００円で陸上に次いで高い。

　より多くの人に観戦機会を提供するため、チケット全体の半分以上を８０００円以下に設定。子ども、年配者、障がい者を含む家族やグループ、学校単位での観戦のために「２０２０円企画チケット」を開閉会式を含む全競技で販売する。また、一般チケットとは別に人気の高い競技を中心に会場内での飲食サービスなど付加価値をつけて販売する「ホスピタリティプログラム」も実施する。

　チケットは１９年春以降、公式チケット販売サイトで販売を開始する予定。