幼児男女混合型で優勝したのは遠藤美月ちゃん(6=東京・皆思道場)だった。決勝戦ではこれまで一生懸命練習してきた「平安五段」を力強く演じきって、4選手の中で最高得点をマークした。

 「1番になれてうれしいです」とニッコニコの美月ちゃん。空手を始めてまだ1年余り。たまたま道場に見学に行って、そのカッコよさに憧れて稽古を始めたという。今年春の東京・港区大会では型が3位で組手で優勝。今回が初めての全国大会だったが、まず型で優勝し、22日には得意の組手に出場する。

 空手と同じくらい大好きなフィギュアスケートのクラブにも通っている。「夢はオリンピックで金メダルを取る人になること」。美月ちゃんは空手とフィギュアの夏冬オリンピアン、金メダリストを目指して頑張っている。