競泳女子の池江璃花子(18=ルネサンス亀戸)が22日、横浜市内で関東高校大会第2日に登場した。本職の100メートルバタフライで予選は57秒70、決勝は56秒50と上々のタイムで優勝した。自身が持つ日本記録56秒23まで0秒27差に迫っており「体の感覚として疲れが残っている中で、安定して56秒台が出ている。毎回、泳ぐたびに自信がついています。調整すれば、いいタイムが出る」と口にした。

 この日は400メートルメドレーリレーの予選と決勝でもバタフライを泳いだ。チームを優勝に導いて、1日で100メートルバタフライを4本。「バタフライだけを4本泳ぐことは最近はあまりないですが、優勝できてよかった」。高校のチームで泳ぐのは今大会が最後。主将の役目も果たし、夏のパンパシフィック選手権(8月9日開幕、東京)とジャカルタ・アジア大会(同18日開幕)に向けて視界は良好だ。