16年世界ジュニア女王の本田真凜(16=JAL)の妹で、小5の紗来(さら、11=京都醍醐ク)が国際大会デビューで2位発進となった。

 冒頭の3回転ルッツ-2回転トーループの連続ジャンプは出来栄え点(GOE)で減点となったが、ダブルアクセル(2回転半)と3回転フリップに成功して45・36点を記録。首位は50・25点のリウ(米国)、3位は43・40点の吉田陽菜(はな、12=名東ク)となった。

 本田5きょうだいの末っ子の紗来は幼少期から、兄の太一、姉の真凜、望結がそろってその才能を認めてきた。7月24日に長野・軽井沢で行われた全日本シニア合宿の練習公開時には、真凜が「(軽井沢の前の)野辺山合宿の前に一緒に練習する機会があって、『ステップを教えてほしい』って言われたので、楽しい曲なので楽しく見えるように一緒に練習しました。自分も見習って頑張らないといけない。『ジャパンジャージーがもらえる』って言って、すごく喜んでいました」と明かしていた。

 フリーは2日に行われる。