アーティスティックスイミング(AS)日本代表が19日、東京辰己国際水泳場で行われた「水泳の日」2018~TOKYO~で、27日からのアジア競技大会(インドネシア・ジャカルタ)本番に向け、チーム演技を披露した。

 この日は同競技や競泳のクリニック、ニチレイチャレンジ泳力検定会(日刊スポーツ新聞社協力)なども行われ、2000人余りの来場者が丸1日、水泳と親しんだ。

 AS日本代表がアジア大会本番1週間前に、熱のこもった演技を見せた。2020年東京五輪で16年リオの銅メダルを上回る成績を目指す日本にとって、アジア大会ではライバル中国を倒し、19年世界選手権につなげたいところ。この日はチームフリーとテクニカル、デュエットテクニカルを披露し、大きな声援を浴びた。

 井村雅代ヘッドコーチの「昨年10月から動きだした2020年に向けての新しいチーム。少しずつ積み上げ、これからが楽しみ」との期待に、この日50分間で3種目を泳いだエース乾友紀子(27)は「アジア大会では1番良い色のメダルが取れるように、頑張ってきます」と観衆に誓った。代表は23日にジャカルタに向けて日本を出発する。