ジャカルタ・アジア大会に参加中のバスケットボール男子日本代表4選手が買春を行い、行動規範の違反で日本選手団の認定を取り消された問題を受け、4選手の所属するBリーグの各クラブは21日、日本協会からの正式な処分が下されるまでは謹慎処分とすることを発表した。発表したのは永吉佑也が所属する京都、橋本拓哉の大阪、今村佳太の新潟、佐藤卓磨の滋賀。Bリーグと協議して決めたとした。日本協会による処分は、弁護士3人で構成される裁定委員会の答申を受け、9月5日の理事会で決まる見通し。

 Bリーグの大河正明チェアマン(60)は都内で行われた理事会後に取材に応じ、「Bリーグの4人の選手がお騒がせして申し訳ありません」と謝罪。20日の会見で日本協会の三屋会長から「敗者復活」という言葉があったことについては「個人的にはまずは反省から入るべきだと思っている」との見解を示した。